前回に引き続き、6月19日にベルリンで行われた Unite 2018 Berlin の Keynote の内容を紹介します。
( Unite 2018 Berlin:「Keynote」Part 1 )
( Unite 2018 Berlin:「Keynote」Part 1 )
【Facial AR Remote のデモ】
まず前回の最後に AR に関するプロジェクト MARS (Mixed and Augmented Reality Studio) を紹介したTimoni West によって紹介される形で登壇した、Natalie Grant(Product Marketing Manager, Film)。
彼女が AR技術を使った新しいツール「Facial AR Remote」コンポーネントをデモしてくれました。
デモではこのコンポーネントを適用された3Dキャラクターの女の子を Unityエディタ上に、サイドにはその場の iPhoneのカメラで撮影している Natalieの顔を表示。
そして、Natalieが悲しい顔、驚いた顔など表情を変えると、3Dキャラクターが同じような表情の顔をしています。
(デモ映像の切抜き)
これはカメラがとらえた彼女の顔の表情をリアルタイムに認識して、動的に同じ表情を3Dモデルの女の子にさせています。
これは、おもしろい!! いろんな利用法が思いつきますね。
ゲーム以外でもいろいろ使えそうな気がします。
デモとしても、これが一番今回の Uniteで分かりやすく一番インパクトがあったと思います。
近日公開予定らしいので、ぜひこれは試してみたいです。
【アニメーションツール Kinematica】
次のプレゼンは Principal Research Enginner の Michael Buttner です。
彼は Unity Labsの AIグループが現在開発中の、機械学習を活用してアニメーションを作成するツール、「Kinematica」の紹介をしてくれました。
今までアニメーションを作るにはゲームのシチュエーションにより取りうる全ての遷移パターンを定義しておく必要がありました。
それをこの機能は機械学習を利用して、ゲームのシチュエーションに応じたアニメーションの遷移を自然な形でリアルタイムに作ってくれる。
これにより、いくつかのデータセットから無数のバリエーションを作成でき、それもマニュアルでそれを作る必要なしでとても高品質なアニメーションができてしまうと。
これを実現するために Unity Labsでは Motion Captureのスタジオを借りて、スタントマンを雇って膨大なデータを作成したとのこと。
(デモ映像の切抜き)
この「Kinematica」は今年中にテスト的に Unityに組み込まれるとのこと。
【72KB Runtime】
次に、Ralph Hauwert(Head of Platform)が今注目のプラットフォームとしてメッセージングアプリを紹介。
そして、メッセージングアプリを快適に遊ぶ上には Excellent creation tools, Quick load times, Easy integration, Seamless monetization が必要だと。
そして、特にこの短いロード時間が必須として、Unityが開発した72KBの Runtime の話がでてきます。
(デモ映像の切抜き)
この 72KBの Runtimeは最近の Uniteでは必ず出てくるネタですね。72KBと言う数字、覚えてしまいました。
これは、おもしろい!! いろんな利用法が思いつきますね。
ゲーム以外でもいろいろ使えそうな気がします。
デモとしても、これが一番今回の Uniteで分かりやすく一番インパクトがあったと思います。
近日公開予定らしいので、ぜひこれは試してみたいです。
【アニメーションツール Kinematica】
次のプレゼンは Principal Research Enginner の Michael Buttner です。
彼は Unity Labsの AIグループが現在開発中の、機械学習を活用してアニメーションを作成するツール、「Kinematica」の紹介をしてくれました。
今までアニメーションを作るにはゲームのシチュエーションにより取りうる全ての遷移パターンを定義しておく必要がありました。
それをこの機能は機械学習を利用して、ゲームのシチュエーションに応じたアニメーションの遷移を自然な形でリアルタイムに作ってくれる。
これにより、いくつかのデータセットから無数のバリエーションを作成でき、それもマニュアルでそれを作る必要なしでとても高品質なアニメーションができてしまうと。
これを実現するために Unity Labsでは Motion Captureのスタジオを借りて、スタントマンを雇って膨大なデータを作成したとのこと。
(デモ映像の切抜き)
この「Kinematica」は今年中にテスト的に Unityに組み込まれるとのこと。
【72KB Runtime】
次に、Ralph Hauwert(Head of Platform)が今注目のプラットフォームとしてメッセージングアプリを紹介。
そして、メッセージングアプリを快適に遊ぶ上には Excellent creation tools, Quick load times, Easy integration, Seamless monetization が必要だと。
そして、特にこの短いロード時間が必須として、Unityが開発した72KBの Runtime の話がでてきます。
(デモ映像の切抜き)
この 72KBの Runtimeは最近の Uniteでは必ず出てくるネタですね。72KBと言う数字、覚えてしまいました。
そして、Lucas Meijer(Technical Director)がデモを実施。
自分のメッセージングアプリを起動して、そこに貼り付けられたゲームアプリを立ち上げます。すると一瞬でゲームがスタート。
他の Uniteではゲーム広告のテストプレイに 72KB Runtimeがとても最適と言ってましたが、メッセージングアプリにもとても適してますね。
ゲームコンソールを使わないで スマホで隙間時間の短時間でゲームを少しやるような、最近の多くのゲームユーザにはとても重要な技術ですね。これは。
自分のメッセージングアプリを起動して、そこに貼り付けられたゲームアプリを立ち上げます。すると一瞬でゲームがスタート。
他の Uniteではゲーム広告のテストプレイに 72KB Runtimeがとても最適と言ってましたが、メッセージングアプリにもとても適してますね。
ゲームコンソールを使わないで スマホで隙間時間の短時間でゲームを少しやるような、最近の多くのゲームユーザにはとても重要な技術ですね。これは。
また、Ralph曰く、現在メッセージングアプリの多くは2Dの HTIML形式が多いが、Unityを使えば3Dのネイティブデプロイで実現でき、これは今後 IoTデバイス、時計、車のダッシュボード等、将来のプラットフォームにも使うことができるだろうと。
【Personalized Placements】
そして次に登壇した、VP of Monetization Products の Ingrid Lestiyo が Personalized Placements を紹介。
これにより、難しいと言われる Businessとユーザの Joy(楽しみ)の両立を実現することができると。
(デモ映像の切抜き)
それぞれのユーザにあった広告やプロモーションを機械学習を利用して判断させる。そして、これにより、ユーザのエンゲージメントと顧客生涯価値を高めてくれるというような話です。
と言うことで、また長くなってきましたので、この Unite 2018 Berlin Keynote の続きは Part3で。
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