Unity で機械学習(Machine Learning)が行える ML-Agents について、Unite 等でもセッションが何度も行われ、デモがそのたびに行われております。
私も ML-Agents のセッションの紹介記事は何度か書かせて頂きました。
(URL:Unite 2018 Tokyo:Unity for ディープ・ラーニング:ツールキット『ML-Agents』)
(URL:Unity Session in GDC2018:Unity Machine Learning: ML Agents)
これらのデモで必ずというように出てくる 3DBall と言うサンプルがあります。
今回はこのデモを自分の Unity 上で試すやり方を紹介しようと思います。
(ですので、今回は自分でまず動いているところを見ると言うのを目的とします。実際の機械学習は行わず、サンプルの学習済みのデータを使います。3DBall の機械学習自体はまた次回に。)
【1.Python環境の構築】
1.1. Anacondaのインストール
まず、「Anaconda」のインストールを行います。この Anaconda で TensorFlow の実行に必要なPythonパッケージをまとめてインストールすることができます。
以下から Anaconda のインストーラをダウンロードできます。
https://www.anaconda.com/download/
そして、インストーラをダウンロードして実行すると、以下の画面が出ますので、「Python3.6 version Download 64-Bit Graphical Installer」を選択してインストールを進めます。
私も ML-Agents のセッションの紹介記事は何度か書かせて頂きました。
(URL:Unite 2018 Tokyo:Unity for ディープ・ラーニング:ツールキット『ML-Agents』)
(URL:Unity Session in GDC2018:Unity Machine Learning: ML Agents)
これらのデモで必ずというように出てくる 3DBall と言うサンプルがあります。
今回はこのデモを自分の Unity 上で試すやり方を紹介しようと思います。
(ですので、今回は自分でまず動いているところを見ると言うのを目的とします。実際の機械学習は行わず、サンプルの学習済みのデータを使います。3DBall の機械学習自体はまた次回に。)
【作業の概要】
以下に作業全体の流れを示します。後から、詳細を説明しています。
1.Python 環境の構築
1.1. Anaconda のインストール
1.2. Unity Machine Learning Agents Toolkit(ml-agents)をダウンロード
1.3. Python 環境のインストール
2.Unityで機械学習環境を構築
2.1. Unity から ML-Agentsプロジェクトをオープン
2.2. TFSharpPlugin のインポート
2.3. ML-Agentsプロジェクトの設定
3.3DBall を試してみる
3.1. 自分自身でプレイしてみる
3.2. サンプルの学習済みデータを使用してみる
以下に作業全体の流れを示します。後から、詳細を説明しています。
1.Python 環境の構築
1.1. Anaconda のインストール
1.2. Unity Machine Learning Agents Toolkit(ml-agents)をダウンロード
1.3. Python 環境のインストール
2.Unityで機械学習環境を構築
2.1. Unity から ML-Agentsプロジェクトをオープン
2.2. TFSharpPlugin のインポート
2.3. ML-Agentsプロジェクトの設定
3.3DBall を試してみる
3.1. 自分自身でプレイしてみる
3.2. サンプルの学習済みデータを使用してみる
【使用環境】
・Wiindows 10
・Unity 2017.4
・ml-agents 0.4
・Anaconda 5.2 (Python 3.6)
・Wiindows 10
・Unity 2017.4
・ml-agents 0.4
・Anaconda 5.2 (Python 3.6)
【1.Python環境の構築】
1.1. Anacondaのインストール
まず、「Anaconda」のインストールを行います。この Anaconda で TensorFlow の実行に必要なPythonパッケージをまとめてインストールすることができます。
以下から Anaconda のインストーラをダウンロードできます。
https://www.anaconda.com/download/
そして、インストーラをダウンロードして実行すると、以下の画面が出ますので、「Python3.6 version Download 64-Bit Graphical Installer」を選択してインストールを進めます。
1.2.Unity Machine Learning Agents Toolkit(ml-agents)をダウンロード
Unity の「ml-agents」は GitHub から公開されております。以下で GitHub のページに飛べます。
https://github.com/Unity-Technologies/ml-agents
GitHub なのでクローンして頂けば良いのですが、ここではより簡単汎用的にダウンロードをします。
ダウンロードする場合は、「Clone or download > Download ZIP」で ml-agents の ZIPファイルがダウンロードできます。
ダウロード後、その ZIPファイルを Unity からアクセスできる場所に解凍します。
Unity の「ml-agents」は GitHub から公開されております。以下で GitHub のページに飛べます。
https://github.com/Unity-Technologies/ml-agents
GitHub なのでクローンして頂けば良いのですが、ここではより簡単汎用的にダウンロードをします。
ダウンロードする場合は、「Clone or download > Download ZIP」で ml-agents の ZIPファイルがダウンロードできます。
ダウロード後、その ZIPファイルを Unity からアクセスできる場所に解凍します。
1.3. Python環境のインストール
いまインストールした「Anaconda Prompt」を起動させます。
文字コードが原因でエラーが出る場合があるので、以下の様に文字コードをUTF-8に変更します。
コマンドプロンプトから「chcp 65001」と入力してEnterを押します。
フォルダを先ほど解凍した ml-agents-master に移動します。移動する際は、ファイルエクスプローラーからフォルダパスをコピーすると簡単です。
次に、ml-agents用の環境を作り、Python を使えるようにします。
そして、ml-agents に環境を切り替えます。
Pythonをインストールします。
いまインストールした「Anaconda Prompt」を起動させます。
文字コードが原因でエラーが出る場合があるので、以下の様に文字コードをUTF-8に変更します。
コマンドプロンプトから「chcp 65001」と入力してEnterを押します。
chcp 65001
フォルダを先ほど解凍した ml-agents-master に移動します。移動する際は、ファイルエクスプローラーからフォルダパスをコピーすると簡単です。
cd <パスをコピペ>
次に、ml-agents用の環境を作り、Python を使えるようにします。
conda create -n ml-agents python=3.6.3
そして、ml-agents に環境を切り替えます。
activate ml-agents
Pythonをインストールします。
cd python
pip install .
ちょっと長くなってきましたので次章は次回に。
【URL:ML-Agents の3DBall を試す(サンプルデータ使用)Part2】
【URL:ML-Agents の3DBall を試す(サンプルデータ使用)Part2】
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