先日、11月16日に年に1度の Unity の大イベント、Unite Singapore 2018 が地元シンガポールで行われました。場所はシンガポール Newton駅の近くにある Sheraton Towers Singapore ホテルのConference Roomでした。

これに参加し、Keynote、あと、いくつかの AR/VR関連、機械学習関連のセッションを聞いてきましたので、それらのイベント報告をできるだけしたいと思います。今回はまず Keynote について。
(いつもの Keynote の紹介と違って動画がなく、現場でメモした情報と写真しかないので、あまり細かい情報が書けませんが。その分、現場の雰囲気が伝わるように紹介しようかと思います。)

以下の写真は Sheraton Towers Singapore ホテル内の Conference Room です。
UniteSG_01(Unite 会場)
(昨年の Unite Singapore 2017 は日本の方にも有名なマリーナベイサンズと、その前にある ArtScience Museum で行われました。観光客も多いマリーナエリアです。マーライオンもすぐ近くです。しかし今回の Newton は City には近いですが、少しだけ郊外のエリアになります。日本人駐在員も多く住んでいるようなエリアとなります。)

【Unite Registration】

8:30から Keynoteスタートと言う予定でしたが、シンガポールの時間感覚としては絶対時間通りには始まらないと読み、ぎりぎりの 8:30に到着。やはり、Keynote が行われる会場はまだ準備中です。ゆっくりまずは Registration を行います。今年はあまり混んでないです。
20181116_135715

Unite のパスと首から下げるカードホルダー、Unite Tシャツ をもらい、くじをひきます。
白玉が出るとシンガポール マーライオンのデザインシール。ピンク玉が出ると Unityキャップ がもらえるというもの。そして、私はみごとピンク玉ゲット。かっこいい Unityキャップをいただきました。
UniteSG_02

しかし、マーライオンのシールもけっこう欲しかった。
FB_IMG_1542726994771

コーヒー、紅茶、おなかのすいた人にはリンゴがまるごと置いてありますので、自由にかじりつきゆっくり開場を待ちます。その間、何人かシンガポール人のゲーム業界の知り合いがいたので声をかけて、現在作っているものなど近況の情報交換。
20181116_135742

【Keynoteスタート】

そして結局、9:00近くに Keynote が開始されました。会場はけっこう狭いです。去年のマリーナベイサンズで行われたときは、倍くらいの広さだった気がする。
20181116_084116

【昨年のUnite Singapore 2017のKeynoteの紹介】

今回の Unite Singapore 2018 は規模が確実に去年より小さくなっています。と言うのもの今までは東南アジアではシンガポールだけで2日間行われていました。
しかし、今年はタイのバンコク、マレーシアのクアラルンプールでも1日ずつ行われており、シンガポールでの Uniteは1日のみのイベントとなってしまいました。東南アジア各国の人にとっては嬉しい変更でしょうが、シンガポールに住んでいる者にとってはショックです。

【Keynote 前半 挨拶】

まず、最初に登壇したのは Senior HR Business Partner の Jocelyn Cai。通常の Unity の Keynoteなら挨拶や Unityの Mission、Keynote の Agendaなんかが まずここで語られるわけです。
しかし、今回はまず何かの表彰からスタート。何かのとか言って、すいません。いきなりだったので聞き取れなかったです。プロジェクタにも映されなかったので、何だったのか。。。
(受賞者は以下の人たち・・・)
UniteSG_03

そして、次に現れたのが、Head of Business Development, SEA & ANZ である Joyce Law
UniteSG_04

彼女から Unite Keynote お決まりの Unityの Missionなどが語られ、ゲーム業界だけでなく他の産業にも力を入れていると言う Unite Los Angels で CEOが言っていたような話がありました。そして、Keynoteの Agenda に関して。

その後登場したのは、・・・。すいません。また分からないです。プロジェクタで表示された彼女の名前も一瞬で消えてしまい、どう言う役職の人かも分かりません。。。彼女の話は、こちらも Unite Keynote お決まりの Unityに関する数字に関してです。
UniteSG_05

私の関心のあった AR/VR関連だと、全てのAR/VRコンテンツの 60%は Unityで作られており、また、世界で最も Innovativeな AR/VR の会社の 90%は Unityを使っていると言うもの。前からVR関連のゲームエンジンでは Unityが圧勝な状態ですが、未だに敵なしですね。

と言うより、ゲーム以外の産業でのUnity使用の主な目的は今は AR/VR関連でしょうから、AR/VR用の3D環境構築ツールとして完全にデファクトスタンダードですね。

今回はここまで。すいません、あまり内容の密度が濃くはないですが、写真多めで現場の雰囲気は伝わっているでしょうか。
まだ Keynote内での本題の各機能の特長の話には入っていませんが、次回はそこから紹介いたします。

Unite Singapore 2018:「Keynote」Part 2


Sponsored Link