先日、11月16日に地元 シンガポール で行われた Unityのイベント、Unite Singapore 2018 に参加してきましたので、その Keynote の紹介を前回に続いて行います。
( Unite Singapore 2018:「Keynote」Part 1 )
動画などはないので なるべく自分で撮って来た写真を載せて、当日の雰囲気が伝わるように書いております。
前回、Keynote の前半の挨拶までしか書けませんでしたので、今回はその続きで各製品や技術に関する話がメインです。
【FPS Sampleのリリース】
まず最初に登壇したのは、Technical Evangelist の John Sietsma です。
彼は Unite LA で Lead Programmer の Peter Andreasen が紹介した「FPS Sample」を紹介しました。スライドや話は基本的に Unite LA と同じです。デモは実際に操作するので、少し違ったりしますが。
ちなみに、今回の Unite Singapore 2018 のランチ。これはすごくレベルアップです。ホテルのレストランで席について美味しく贅沢なランチが食べられました。ビュッフェ形式ですが肉も魚もサラダもデザートも美味しかった。
しかし、前にも書きましたが、去年に比べて、2日が1日に、会場の規模も縮小。しかし、チケットのお値段は据え置き。(記憶違いだったらすいません。)この分が豪華ランチに行ったのかもしれませんね。。。
(チケットの話をすると、ちょうど買った次の日に Keynote の最後の挨拶を行った Yi Feiさんから Facebook で Special Discount が欲しければ連絡してとのアナウンスが出ていた。既に買ってしまったので諦めたけど、どれだけ Discount されたのだろう。とてもショックであった。。。)
( Unite Singapore 2018:「Keynote」Part 1 )
動画などはないので なるべく自分で撮って来た写真を載せて、当日の雰囲気が伝わるように書いております。
前回、Keynote の前半の挨拶までしか書けませんでしたので、今回はその続きで各製品や技術に関する話がメインです。
【FPS Sampleのリリース】
まず最初に登壇したのは、Technical Evangelist の John Sietsma です。
彼は Unite LA で Lead Programmer の Peter Andreasen が紹介した「FPS Sample」を紹介しました。スライドや話は基本的に Unite LA と同じです。デモは実際に操作するので、少し違ったりしますが。
( 【Unite Los Angeles 2018】 )
説明も Unite LA と同じになってしまいますが、ゲーム開発のプロフェッショナルも勉強になるサンプルゲームプロジェクトとして「FPS Sample」をリリースした話。
ネットワーク周りで問題とよくなる Authoritative Server/ Client-side Prediction/ Lag Compensation/ Effective Compression/ Small Memory Footprint の解決法を知るのにも有効だとのこと。また、HDRP を使用しているので、それの有効的な使用法を理解するのにも適しているそうです。
サンプルプロジェクトのデモを見ると、確かに今までのサンプルよりレベルが高い本格的なゲームのようです。私もこの作りを研究してみようかと思います。
【Visual Effect Graphのリリース】
次に現れたのは、Lead Evangelist, EMEA の Josh Naylor です。話は No Coding での新 Visual Effect 作成用ツール「Visual Effect Graph」について。
これは、Unite LA で Product Manager, Graphics の Arisa Scott と、Technical Artist の Chad Foxglove が紹介したネタです。
これも話は Unite LA と同じで、デモも同じです。近未来的な砂の粒子の3D映像を Unity のロゴに変えたりするデモです。
また、説明が Unite LA と同じになってしまいますが、Graphics について細かく自分でカスタマイズする場合、Scriptable Render Pipeline があります。Codingなしで設定するのには Shader Graph ツールがあります。
そして、もう1つ No Coding の新たなツールとして発表されたのが、この「Visual Effect Graph」。名前の通り、Visual Effect 作成用のツールです。とても簡単に Visual Effect が作れるとのこと。
壇上では本ツールで、Holographic Display のイメージの 近未来的な砂の粒子の3D映像を作るデモが行われました。Node Base の設定で確かに簡単そうです。デモでも簡単な Node Base の変更で、ホログラムを Unity のロゴに変えたりしていました。
この Visual Effect Graph 、Preview版が Unity 2018.3 から使用可能だそうです。
【2D新機能が出そろい、Unity 2D Challengeスタート】
次は2Dゲームのスペシャリスト、Technical Product Manager 2D の Rus Scammell。
彼からは、簡単に2Dマップを作成できる Tilemap: Hexagonal、Tilemap: Isometric、Sprite Shape、そして、簡単に2Dキャラクターのアニメーションを作れる 2D Animation & IK、Single Sprite Rigging、Multiple Sprite Rigging なんかの説明がありました。
また、Sprite Atlas APIs、SpriteRender Pivot Sorting、Pixel Perfect Camera、2D Lights & Shadows の紹介もありました。今回は彼のデモは無しです。
そして彼から2Dゲームに特化した開発コンテスト「Unity 2D Challenge」もアナウンスされました。
この2Dの話は Unite LAでは2D Challenge の話を除いては無かったですね。しかし、紹介された2Dの機能は Unite LA の前から発表されている機能です。その際も発表者は今回と同じ Rus Scammell です。2Dの話では彼が世界中どこにでも行って話してます。すばらしいですね。
ちなみに、昨年も彼はシンガポールに2Dの機能の紹介に来ています。その際は、デモまで行っています。
( 【Unite Singapore 2017】 )
【Keynote 終了】
そして最後の Closing は Lead Field Engineer, SEA & ANZ の Boon Yi Fei がスピーチ。
彼とは今年初旬の Global Game Jam の際に会ったことがあります。名刺交換をして話を伺いました。その際は、東南アジアだけでなく、インドやオーストラリアも含めて数人の Field Engineer でカバーしていると言うような話をしていました。
今回のスピーチでは、Keynote のまとめと言うことで、Unity の最近の特徴的機能(Machine Learning, LWRP, HDRP VR, Visual Scripting なんか)をあげつつ、このあとの Session の紹介なんかをしておりました。
【まとめ・その他】
実質今回の紹介は動画もなく、自分のメモの走り書きと何枚か自分で撮った写真だけで記事を書いてるので、深い内容が書けませんでした。
当日は この Keynote のあと、いくつかのセッション、特に AR/VR関連と機械学習のセッションに参加してきましたので、これらの報告も今後できるだけ書いていこうかと思います。
説明も Unite LA と同じになってしまいますが、ゲーム開発のプロフェッショナルも勉強になるサンプルゲームプロジェクトとして「FPS Sample」をリリースした話。
ネットワーク周りで問題とよくなる Authoritative Server/ Client-side Prediction/ Lag Compensation/ Effective Compression/ Small Memory Footprint の解決法を知るのにも有効だとのこと。また、HDRP を使用しているので、それの有効的な使用法を理解するのにも適しているそうです。
サンプルプロジェクトのデモを見ると、確かに今までのサンプルよりレベルが高い本格的なゲームのようです。私もこの作りを研究してみようかと思います。
【Visual Effect Graphのリリース】
次に現れたのは、Lead Evangelist, EMEA の Josh Naylor です。話は No Coding での新 Visual Effect 作成用ツール「Visual Effect Graph」について。
これは、Unite LA で Product Manager, Graphics の Arisa Scott と、Technical Artist の Chad Foxglove が紹介したネタです。
これも話は Unite LA と同じで、デモも同じです。近未来的な砂の粒子の3D映像を Unity のロゴに変えたりするデモです。
また、説明が Unite LA と同じになってしまいますが、Graphics について細かく自分でカスタマイズする場合、Scriptable Render Pipeline があります。Codingなしで設定するのには Shader Graph ツールがあります。
そして、もう1つ No Coding の新たなツールとして発表されたのが、この「Visual Effect Graph」。名前の通り、Visual Effect 作成用のツールです。とても簡単に Visual Effect が作れるとのこと。
壇上では本ツールで、Holographic Display のイメージの 近未来的な砂の粒子の3D映像を作るデモが行われました。Node Base の設定で確かに簡単そうです。デモでも簡単な Node Base の変更で、ホログラムを Unity のロゴに変えたりしていました。
この Visual Effect Graph 、Preview版が Unity 2018.3 から使用可能だそうです。
【2D新機能が出そろい、Unity 2D Challengeスタート】
次は2Dゲームのスペシャリスト、Technical Product Manager 2D の Rus Scammell。
彼からは、簡単に2Dマップを作成できる Tilemap: Hexagonal、Tilemap: Isometric、Sprite Shape、そして、簡単に2Dキャラクターのアニメーションを作れる 2D Animation & IK、Single Sprite Rigging、Multiple Sprite Rigging なんかの説明がありました。
また、Sprite Atlas APIs、SpriteRender Pivot Sorting、Pixel Perfect Camera、2D Lights & Shadows の紹介もありました。今回は彼のデモは無しです。
そして彼から2Dゲームに特化した開発コンテスト「Unity 2D Challenge」もアナウンスされました。
この2Dの話は Unite LAでは2D Challenge の話を除いては無かったですね。しかし、紹介された2Dの機能は Unite LA の前から発表されている機能です。その際も発表者は今回と同じ Rus Scammell です。2Dの話では彼が世界中どこにでも行って話してます。すばらしいですね。
ちなみに、昨年も彼はシンガポールに2Dの機能の紹介に来ています。その際は、デモまで行っています。
( 【Unite Singapore 2017】 )
【Keynote 終了】
そして最後の Closing は Lead Field Engineer, SEA & ANZ の Boon Yi Fei がスピーチ。
彼とは今年初旬の Global Game Jam の際に会ったことがあります。名刺交換をして話を伺いました。その際は、東南アジアだけでなく、インドやオーストラリアも含めて数人の Field Engineer でカバーしていると言うような話をしていました。
今回のスピーチでは、Keynote のまとめと言うことで、Unity の最近の特徴的機能(Machine Learning, LWRP, HDRP VR, Visual Scripting なんか)をあげつつ、このあとの Session の紹介なんかをしておりました。
【まとめ・その他】
実質今回の紹介は動画もなく、自分のメモの走り書きと何枚か自分で撮った写真だけで記事を書いてるので、深い内容が書けませんでした。
当日は この Keynote のあと、いくつかのセッション、特に AR/VR関連と機械学習のセッションに参加してきましたので、これらの報告も今後できるだけ書いていこうかと思います。
ちなみに、今回の Unite Singapore 2018 のランチ。これはすごくレベルアップです。ホテルのレストランで席について美味しく贅沢なランチが食べられました。ビュッフェ形式ですが肉も魚もサラダもデザートも美味しかった。
しかし、前にも書きましたが、去年に比べて、2日が1日に、会場の規模も縮小。しかし、チケットのお値段は据え置き。(記憶違いだったらすいません。)この分が豪華ランチに行ったのかもしれませんね。。。
(チケットの話をすると、ちょうど買った次の日に Keynote の最後の挨拶を行った Yi Feiさんから Facebook で Special Discount が欲しければ連絡してとのアナウンスが出ていた。既に買ってしまったので諦めたけど、どれだけ Discount されたのだろう。とてもショックであった。。。)
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