ここでは、Unityによるプログラミング教室参加者や、初めて Unity を使う方々を対象に Unity のインストール方法 を分かりやすく説明しています。
Unity Class Install_01

(このマニュアルは作成時の Unityの最新バージョンである Unity2019.1 を対象にしています。新しいバージョンが頻繁にリリースされますが、インストール方法はたいして変わりませんので、必要であれば 最新のものをインストールしてください。)

(このマニュアルは操作法や画面イメージを Windows のものを使用しています。Macを使用している場合、適宜そのOSに適した操作を行ってください。重要な部分は解説しております。)

(このマニュアルは開発するスマホアプリの対象を Android 端末を想定しています。iPhoneのスマホアプリを対象とする場合、Macが必要となります。)

【作業概要】

 1.Unity Hub インストーラーのダウンロード
 2.Unity Hub のインストール
 3.Unity ID の新規登録とサインイン
 4.新規ライセンスの認証
 5.Unity のインストール
 6.Unity プロジェクトを新規作成(Option)



【インストール方法】

1.Unity Hub インストーラーのダウンロード

ブラウザを用いて、以下のサイトにアクセスします。

 https://store.unity.com/ja/download?ref=personal

(このリンクは Unity Personal へのリンクです。他に、Unity Plus と Unity Pro があります。無料なのは Unity Personal です。Unity Personal は全ての機能を有しています。
Unity Plus や Unity Pro は条件にもあるように、基本的に会社の年間総売上額次第で選択する必要があります。初めて個人で使う方は Unity Personal でOK です。)

Unity Personal を利用する規約条件に同意する「条件に同意する」 フラグにチェックして、「Unity Hub をダウンロード」をクリックします。

(Macをお使いの場合は、「選択 Mac OS X」をクリックして、同じ作業を続けます。)
Unity Class Install_02

ブラウザの下側に以下のボタンが出ますので、「保存」をクリックして、インストーラを保存します。
Unity Class Install_03


 
2.Unity Hub のインストール

PC にダウロードしたインストーラーファイルをダブルクリックして起動させます。
Unity Class Install_04

Unity Hub のインストーラーが起動されます。

最初にダウンロードしたのはインストーラーだけなので、ここから大量なファイルがダウンロードされます。
(回線スピードが速く、従量課金でない Wifi につなげておくべきです。)

ライセンス契約書の画面が表示されます。内容を読んで、「同意する」をクリックします。
Unity Class Install_05

次にイントール先フォルダの設定画面が表示されます。ここは変更の必要はありません。「インストール」をクリックします。
Unity Class Install_06

Unity Hub のインストールには、あまり時間はかかりません。以下の完了メッセージが表示されたら、「完了」をクリックします。
Unity Class Install_07



3.Unity ID の新規登録とサインイン

起動した Unity Hub の右上にある Unity IDアイコンをクリックし、そこで開いたメニューの「サインイン」をクリックします。
Unity Class Install_08

Unity IDのサインイン画面が表示されますので、既に Unity IDをお持ちの際は、Email、Passwordを入力して、「サインイン」をクリックします。
Unity IDをまだ新規登録してない場合は、「create one」をクリックします。
Unity Class Install_09

Unity IDの新規登録画面が表示されます。

Email、Password、Username、Full Nameを入力します。
(Usernameは他の人に使われてないものが必要です。もし既に誰かに使われる名前だと、既に存在するので、他の名前にして下さいとメッセージが出ます。)
2つのチェックボックスの上側「Term of Use and Privacy Policy」はチェックが必須です。下はどちらでもかまいません。

そして、「Create a Unity ID」をクリックして Unity IDを新規登録します。
Unity Class Install_10

新規登録すると、同時にサインインもされます。既にUnity IDを持っていた方は、サインインして、ここから始めます。

画面のUnity IDアイコンには、自分のイニシャルが表示されています。
Unity Class Install_11



4.新規ライセンスの認証

最初に無料バージョンの Unity Personalを選んでいますが、ここで再度、Unity Personalを使うライセンスの認証をする必要があります。

まず、「新規ライセンスの認証」をクリックします。
Unity Class Install_12

ライセンス契約画面で「Unity Personal」を選択します。
Unity Class Install_13

そして、「Unityを業務に関連した用途に使用しません。」を選択して、「実行」をクリックします。
Unity Class Install_14

Unity Personalのライセンス認証が完了しました。
Unity Class Install_14_2



5.Unity のインストール

では、やっと Unityをインストールする準備ができました。左のメニュー上で「インストール」をクリックして、インストール画面を表示させ、右上の「インストール」ボタンをクリックします。
Unity Class Install_15

インストールする Unityのバージョン選択画面が表示されます。最新正式リリースの一番上を選択します。(ここでは「Unity 2019.1.11f1」です。)
(頻繁に最新バージョンがリリースされていますので、実際に表示されているバージョンは違うかと思います。)
Unity Class Install_16

次にインストールするモジュールを選択します。

Unityではプログラムを書く際に Microsoft Visual Studio Community 2017 を使用します。既にインストールしてある場合は表示されませんが、まだインストールしてない場合、「Microsoft Visual Studio Community 2017」が表示されチェックがついています。

また、Android用のアプリを作成する場合、「Android Build Support」にチェックします。そして、そこを展開して、「Android SDK & NDK Tools」にもチェックをします。

(Macを使用してAndroid用のアプリを作成する場合も上記のようになります。また、Macを用いて、iPhone用のアプリを作成する場合は、「iOS Build Support」をインストールする必要があります。)
(また、ここで選択しなかったモジュールも、後からインストールは可能です。)

最後に、「次へ」をクリックします。
Unity Class Install_17

プログラムを作成する際に使用する Visual Studio 2017 Community を使用するライセンスの規約の同意画面が表示されますので、「同意します」にチェックをして、「次へ」をクリックします。
Unity Class Install_18

次に Android SDK and NDK License の規約の同意画面が表示されますので、「同意します」にチェックして「実行」をクリックします。
Unity Class Install_19

Unityのインストールが始まります。
Unity Class Install_20

自動的にVisual Studioのインストールも開始されます。
Unity Class Install_21

インストールが無事に終了しました。
Unity Class Install_22



6.Unity プロジェクトを新規作成(Option)

Unityがインストールできましたので、テストとして Unityのプロジェクトを新規作成してみましょう。

Unity Hubの左側のメニューの「プロジェクト」をクリックします。
そして、右上側の「新規作成」ボタンをクリックします。
Unity Class Install_22_2

プロジェクトのテンプレート選択と設定画面が表示されますので、プロジェクト名と保存先を指定し、ここでは「3D」のテンプレートを選択します。
そして、「作成」ボタンをクリックします。
Unity Class Install_23

Unityの起動が開始されます。
Unity Class Install_24

Unityが無事正常に立ち上がりました。
Unity Class Install_25


どうでしたか、Unity のインストール自体はあまり問題なく完了するかと思います。これで、本格的なゲームプログラム開発の準備は整いました!!


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