自分がシンガポール映画でいまのところNo.1と思っている「Ah Boys To Men」。前に概要なんかを紹介しましたので、今回はもっと具体的な内容に関して書きます。(ネタバレも含みます。)
(前の概要編は、http://lab7.blog.jp/archives/2317197.html です。)

やはり本作の見せ場は最初の15分だと思う。実はストーリと関係ないですが。この15分だけでも観る価値ありです。
(すいません。それは言い過ぎです。ストーリ的にはBoys to Men の単なるBoysの部分の出だしでしかないです…。)

正体不明の軍隊がシンガポールに攻めてきてシンガポール軍が防戦するシーンです。正体不明の軍隊は観光客の多いマリーナエリア、ビジネスマンの多いシティエリアとかまわず爆撃していきます。住民の住むエリアにもパラシュートで降下してきて、冷酷にも子供も含めどんどん虐殺していきます。

そんなシーンの間でも笑いを含めるのがシンガポール映画。多くのコンドミニアムにはシェルターがあります。しかしたいていそれを物置きにしているので、家族総出でそれを出さなくちゃと言うシーンなどを冷酷シーンの間に挟んできます。

また、金融街での装甲車を使用した銃撃戦シーンもかなり見ものです。私の職場の近所です。実際深夜から金融街の道(Robinson Road)を封鎖してがれきや破壊された車を置いてロケをしたようですが、馴染みのある場所がシーンにいっぱい出てくるのはシンガポール映画の良いところですね。本作ではシンガポールに住んでなくても見覚えのあるようなマーライオンやマリーナベイサンズなども、みごとに爆撃されています。(マーライオンをミサイルで破壊する意味がよく分かりませんが。。。それも笑いをとっているだけですね。)

ちなみに以下のMaking Videoで金融街の封鎖したときの撮影等も含め、いろいろな撮影シーンが見られます。このMaking Videoを見ると、とても本作が観たくなるかと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=pJYZPRTKxWc

徴兵制があるシンガポールでは、通常は普通の会社で普通の仕事をしている人たちもこの戦いに当然駆り出されます。最初はカジノも爆撃されたらしいよ、俺のLuckyがそこでもう得られないなと冗談を言っていた彼らも、戦闘に入ってくると怖いよと言う話をしたり、戦闘中に自分の相棒がやられて気が動転したり。職業軍人ではない人達がこんな状況に遭遇した時に感じる感情がたくさん盛り込まれています。この最初の15分に。
主演の俳優達は全く出てこないこの15分だけでアクションあり、お笑いあり、感動ありでほんとうにお腹一杯になってしまいます。

長くなってきたので、実際の内容はまた次回書きます。最初の15分のネタで書き過ぎました。