この「Blender 3DCG モデリングマスター」はタイトル通り、フリーの3Dモデリングツール Blender の基本操作に関する書籍です。
(本ブログの書籍紹介では Blender関連も Unity本のカテゴリとしています。)

本書は Blender初心者が一から3Dモデリングを学ぶのにとても良い本です。
(アニメーション等は本書の対象外です。モデリングのみです。)
私もこの本でまず勉強しました。

この本の良いところはやはりサンプルとその解説です。
順番にサンプルを作っていくと、順々に Blenderの機能を無理なく理解でき、自分のものにできていきます。
要はサンプル自体が良く考えられてあると思います。
このサンプル作成を通して、Blenderでは何ができ、それをどのように実現できるかが把握できます。


実際、この本だけで全ての Blenderの機能を網羅しているわけではないですが、まずよく使われる基本機能はだいたい把握できます。
私も初めて Blenderを使い、最初に本書の全てのサンプルを作成してみました。
この方法で、Blenderでの3Dモデリングに関してはだいたいできるようになります。
(最初にも書きましたが、アニメーションは除いてです。)

本書サンプルで出てくるモデルの私のお気に入りは、以下のスクーターと日本刀ですね。
まだ私が Blender初心者のこのに、本書の説明にしたがって作ったもの。
やはりワイヤーフレームの画面はかっこいい。
3Dモデルと言う感じがでていて、テンションがあがります。

Blender_Render_Test_01
Blender_Render_Test_03

Blender_Sword_Test_06
Blender_Sword_Test_07

ちなみに、本書の著者は Benjaminベンジャミン)さん。ポスターやパンフレットなどの紙媒体のデザイン、Webデザインなどを主に行っていらっしゃる方。
3DCGを活用したグラフィック・Webデザインなんかも手掛けているとのこと。







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