今回は前回に続いて Google Cloud Platform初期設定部分の説明を行います。(無料枠内での説明となります。)

Google Cloud Platformの利用登録からApp EngineでPHPサンプル実行まで Part.1

前回より初心者向けに、Google Cloud Platformの利用登録の部分から、以下のクイックスタートにある Hello World PHPサンプルの実行までを解説しております。

https://cloud.google.com/appengine/docs/standard/php7/quickstart?hl=ja

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(このGoogleのクイックスタートの説明は既に Google Cloud Platformの利用登録は設定済みで基本コマンドプロンプトベースなので、ここでは初心者用として Google Cloud Platformの利用登録から、基本ブラウザベースの作業メインで解説します。)

前回サーバー側(Google Cloud Platform側)の初期設定行いましたので、今回は自分の PC・ローカル側の設定とデプロイや表示テストとなります。


【作業概要 Part.1&Part.2】

 Part.1:Google Cloud Platform側の設定

  Google Cloud Platformの利用登録
  Google Cloud Platformでプロジェクト作成
  Google App Engineの初期設定
  プロジェクトの課金の有効化


 Part.2:ローカル側の設定とデプロイ・テスト

  Google Cloud SDKをインストール
  Google Cloud SDKの初期設定
  サンプルアプリのダウンロード
  App Engineにデプロイ
  サンプルの表示テスト


【Google Cloud SDKをインストール】

Google Cloud SDKを自分のPCにインストールします。以下の Google Cloudのページにリンクがあります。

https://cloud.google.com/sdk/docs/quickstart-windows

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ダウンロードしたインストーラを起動します。
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「Next」をクリック。そして、「I Agree」をクリック
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その後、インストール先が Single Userか All Usersか、インストールするフォルダ、インストールするコンポーネントを選択して「Install」ボタンをクリックでインストールを開始します。(けっこうインストールには時間がかかります。)

そして、最後に「Finish」ボタンクリックで Google Cloud SDKのインストールは終了です。
この際、少なくとも「Start Google Cloud SDK Shell」と「Run ‘gcloud init’ to configure the Cloud SDK」にチェックが付いていること確認します。
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【Google Cloud SDKの初期設定】

自動的に Google Cloud SDKの初期設定が始まります。コマンドプロンプトスクリーンが開き「Would you like to log in (Y/n)?」と聞いてきますので、「Y」と入力します。
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Googleアカウントのログイン画面がブラウザ上で出てきますのでログインをします。すると、Google Cloud SDKの信頼確認画面が出てきますので、「許可」をクリック
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Google Cloud SDK側でGoogleアカウントへのログインに成功すると、コマンドプロンプト側でアクセスするプロジェクトを聞いてきます。先ほど作成したプロジェクト名の番号を入力します。
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これでGoogle Cloud SDKの初期設定は終了です。


【サンプルアプリのダウンロード】

では、Googleが用意している PHP用のとてもシンプルな Hello Worldアプリを GitHubから自分のPCにダウンロードします。
以下の GitHubからリポジトリのクローンを作成しても、単純に zip形式をダウンロードしても構いません。

https://github.com/GoogleCloudPlatform/php-docs-samples

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そして、ダウンロードしたサンプルの Hello Worldアプリの中身をみてみると。
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デプロイする「index.php」は以下の通りの単純なものです。
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【App Engineにデプロイ】

Google Cloud SDKの「Cloud Tools for PowerShell」か「Google Cloud SDK Shell」を立ち上げます
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「cd」コマンドで先ほどダウンロードしたファイルの「php-docs-samples-master\appengine\php72\helloworld」ディレクトリに移動します。

そして、「gcloud app deploy」コマンドで App Engineにデプロイをします。
その際、以下の様に各種情報が表示されますので確認して、「Do you want to continue (Y/n)?」に対して「Y」を入力。デプロイが開始されます。
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【サンプルの表示テスト】

Google Cloudの App Engineにデプロイされた Hello Worldの表示テストをしてみます。
コマンドプロンプトから実行するのであれば、「gcloud app browse」を実行
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自動的にブラウザが立ち上がり Hello Worldの画面が表示されます。
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また、直接WebブラウザからURLとして「https://[YOUR_PROJECT_ID].appspot.com」を入力しても確認することができます。
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hello worldと表示しただけのサンプル画面でしたが、Google Cloud Platformを利用して PHPを無料で実行できたわけです。PHPまで実行できるならWebベースの簡単なサービスは無料でできてしまいますね。


この先は、無料にこだわらずDBを用いたサービスをターゲットにして解説をしていきたいと思います。


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