最近は Microsoftの Xamarin をよく使っているのですが、今回は Visual Studio 2019をインストールして、Androidのエミュレータを作成する際に出たエラーについて 書き留めておきます。

エラー画面は以下のような感じです。実際、以下の「WHPX Documentation」をクリックするとMicrosoftのドキュメントに飛べますので、それに従った解決法となります。
Xamarin_01
We've encountered an error with your Windows Hypervisor Platform (WHPX) configuration that is preventing us from running your emulator accelerated.
Please ensure WHPX is properly installed, then perform a factory reset on the emulator and try again.


【環境】

・Windows 10
・Visual Studio 2019



【現象】

Visual Studioでエミュレータを作成する際、以下の画面から「Create」押下後、このエラーが表示されます。
Xamarin_02


【解決策】

エラーダイアログにある「WHPX Documentation」をクリックすると、Microsoftドキュメントのトラブルシューティングのページが表示されます。
まさにこのエラーダイアログの話が書いてあります。日本語で。
Xamarin_03

ここには、ハードウェア アクセラレーションが有効化されていないとあります。

状況によって、解決法がいくつかあるようで、まず、ハードウェア アクセラレーションが有効になっていること (およびどのアクセラレーション メソッドをエミュレーターが使用しているか) を確認するため以下のコマンドを実行します。

Android SDKのある「C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\emulator」に移動します。
そして、「emulator-check.exe accel」を実行します。
Xamarin_04

私の場合、「VT feature disabled in BIOS/UEFI」が表示されました。
Xamarin_05

この場合、Microsoftのトラブルシューティングでは、以下の様に書かれています。
Xamarin_06

この場合はBIOSをいじれと。。。

BIOSとなるとパソコンメーカーによって画面は違うでしょうが、私のは Lenovoの ideapadと言う機種。
BIOSのページを開くと以下のような画面。
Microsoftのドキュメントには「仮想化テクノロジを有効にする」とあるので、「Intel Virtual Technology」をDisabledから「Enabled」に変更してSaveします。
Xamarin_07

OSを起動させます。
これでエミュレータを再度作り直すこともなく、うまくエミュレータが動く様になりました。
Xamarin_08


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