以前は Androidメインでアプリ開発をしていましたが、少し前に Macを初めて購入してから、iOSアプリも App Storeからリリース することが私の標準になってきました。
そこで、私にとっても 多くの方にとっても、たまにやる必要があるが すぐやり方を忘れてしまう部分。新規のアプリの登録時に行う作業 と、登録済みアプリの新Versionをアップする際の作業 を自分の備忘もかねて解説します。
完全に初めてアプリを登録する前に行う開発者登録や Certificateの作成なんかは事前に設定・登録が終了している前提とします。(Production Certificate製品配布用の証明書は作成済み。)
よって、初めてではないがアプリのリリースを久々に行う人が本記事の対象となります。
【App Storeへのリリースの作業全体概要】
【0. 完全に初めてアプリを登録時】(この部分は本記事では省いてます。)
0.1. 開発者登録:
だいたい100ドルくらいの年会費が必要。
0.2. Certificateの作成:
製品用の「ios_distribution.cer」ファイルを作成。
製品用の「ios_distribution.cer」ファイルを作成。
0.3. キーチェーンアクセスに反映:
App Storeにアプリをアップするのに使用する Mac端末で行う。
App Storeにアプリをアップするのに使用する Mac端末で行う。
【1. 新たなアプリを登録時】
1.1. iOS App IDsの登録:
Apple Developerサイトで App IDを登録。
1.2. Provisioning Profileの作成:
Apple Developerサイトで Provisioning Profileを作成。
Apple Developerサイトで Provisioning Profileを作成。
1.3. App Storeに新規アプリを登録:
App Store Connectサイトで新規アプリを登録。
App Store Connectサイトで新規アプリを登録。
【2. 登録済みアプリの新Versionをアップ時】
2.1. XcodeでArchiveの実行:
Xcodeでアプリの Archive処理を実施。
Xcodeでアプリの Archive処理を実施。
2.2. アプリのアップロード:
Xcodeでアプリのアップロードを実施。
Xcodeでアプリのアップロードを実施。
2.3. App Store Connectにアプリ情報を登録:
App Store Connectでアプリの詳細情報を登録。
App Store Connectでアプリの詳細情報を登録。
2.4. Buildの選択:
App Store Connectのアプリ情報内でアップロードしたアプリを選択。
App Store Connectのアプリ情報内でアップロードしたアプリを選択。
【1. 新たなアプリを登録時】
それでは、新規アプリを登録する際の説明を始めます。
完全に初めてアプリを登録する前に行う 開発者登録や Certificateの作成等は終わっている段階からスタートしていきます。
【1.1. iOS App IDsの登録】
以下のURLより Apple Developerサイトの Certificate, Identifiers & Profiles設定画面を開きます。
左側にあるメニューより Identifiersをクリックすると既に作成したアプリの Identifierリストが表示されます。
ここの「+」ボタンをクリックして新規登録を行います。
そして、ここでは「App IDs」を選択して「Continue」をクリックします。
タイプとして「App」を選択し、「Continue」をクリック。
App IDの登録画面で Description、Bundle ID(UnityのPlayer Settingsで設定したもの)を入力。
そして、その下で Capabilitiesを選択します。ここは個々のアプリの機能によって変わってきます。(Game CenterとIn-App Purchaseはデフォルトでチェックとなっています。)
「Continue」をクリックします。
最後に確認画面が表示されますので確認後、「Register」をクリックします。
これで無事 App IDが登録され、Identifierリストに今登録した Identifierが追加されています。

今回はここまでで次回に続きます。
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