前回までに iOSアプリApp Storeからリリースする際の、特に新規アプリの登録時に行う作業を説明しました。


今回はその後の作業であり、また新規アプリでなくても既に登録済みアプリに対しても行う アプリの新Versionをアップする際の作業を解説していきます。

Unity Basic_01

【2. 登録済みアプリの新Versionをアップ時】

 2.1. XcodeでArchiveの実行:
   Xcodeでアプリの Archive処理を実施。
 2.2. アプリのアップロード:
   Xcodeでアプリのアップロードを実施。
 2.3. App Store Connectにアプリ情報を登録:
   App Store Connectでアプリの詳細情報を登録。
 2.4. Buildの選択:
   App Store Connectのアプリ情報内でアップロードしたアプリを選択。


【2.1.  XcodeでArchiveの実行】

次に、Xcode側でアプリの Archive処理を行います。(既にエラーなくビルドは成功している前提です。)
Xcodeで対象アプリを開きます。
Unity Basic_43

以下のメニューから Archiveを実行させます。

Product > Archive

Unity Basic_44

Archiveが終了すると以下の画面が表示されます。
次にこの画面の右側にある「Validate App」ボタンをクリックします。
Unity Basic_45

Optionを確認して「Next」をクリック。(基本はこのままで良いです。)
Unity Basic_46

Re-signのオプションを確認して「Next」をクリック。(基本はこのままで良いです。)
Unity Basic_47

パスワードの入力を求められます。Macのログインパスワードを入力します。「Always Allow」をクリックします。
Unity Basic_48

アプリの情報が表示されます。確認して、「Validate」をクリックします。
Unity Basic_49

無事アプリの Validation Checkがパスしたと表示されました。
Unity Basic_50


まだまだ長いので、今回はここまでにして以降は次回にまわします。

【iOSアプリをApp Storeにリリースする際のアプリ単位の作業 Part.4】


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