ここ数回かけて iOSアプリを App Storeからリリースする作業を解説しています。
そして、前回は新規アプリでだけでなく、既に登録済みアプリに対しても行うアプリの新Versionをアップする際の作業。その前半を解説しました。
今回はその続きで、最後のパートとなります。

【2.2. アプリのアップロード】
次は、引き続き Xcodeにてアプリのアップロードを行います。同じ Archivesの画面右側にある「Distribute App」をクリックします。
「App Store Connect」を選択して、「Next」をクリック。
次にDistributionを選択します。ここでは「Upload」を選択して、「Next」をクリック。
Distribution Optionを選択して、「Next」をクリック。
Signing Optionを選択して、「Next」をクリック。
アプリの情報が表示されるので確認して、「Upload」をクリックします。

無事にアップロードが完了しました。
【2.3. App Store Connectにアプリ情報を登録】
App Store Connectで先ほど作成したアプリの情報を詳しく入力していきます。以下から App Store Connectを再度開きます。
先ほど作成したアプリから New Versionを作成します。メニューの iOS Appの右側にある「+」ボタンをクリックしてVersion Numberを入力し、「Create」をクリック。
App Storeで表示される画像等の必要情報を入力していきます。特に画像のサイズが各デバイス用に決まっており、それぞれ用意する必要があるのでご注意ください。
【2.4. Buildの選択】
それでは App Store Connect上で先ほどアップロードした Buildを選択します。
画面上の Buildパートで Buildの右側にある「+」ボタンをクリック。

アップロード済みの Buildを選択して、「Done」をクリックします。

輸出コンプライアンスで、アプリ内で暗号化を使っているかを回答します。
無事にアプリに Buildを追加できました。
以上が iOSアプリを App Storeにリリースする際の作業となります。
冒頭に書きましたが、以前は私は Androidメインで開発してましたが、最近は iOSアプリのリリースも標準になってきました。私にとっては今回の記事はこの複雑な作業の備忘でしたが、ぜひこれが多くの方の助けになればと思います。
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