前回から Google Play の 対象API を API level 29 にあげろとGoogleから来たメールへの対応策を解説しています。
そこで Android Studioから API level 29をインストールして、Target API Levelを「API level 29」に変更しても以下のエラーがまだ出てくる場合があるようです。「Android SDK is missing required platform API:Required API level 29.」と。インストールしたのに。
今回はこの対応策を解説していきます。
【エラー対応 ②:症状】
前回解説したように Android Studioから「Android API 29」をインストールしました。再度Android Studioの SDK Managerから確認してみます。確かにインストール済みです。
しかし、ここでUnityの Target API Levelを API level 29にしてビルドを行うと、「Required API level 29.」のエラーが出ます。
【エラー対応 ②:解決法】
解決法の概要は、Android SDK Managerでインストールされた API level 29のフォルダを、Unity エディタ側の Android SDK Toolsのインストールフォルダにコピーします。
具体的には、まず、Unity Editor側の Android SDK Toolsのインストールフォルダを見てみます。
Unityエディタのメニュー Edit > Preferences... から Preferencesスクリーンを開きます。
そして、Preferencesスクリーンの「External Tools」タブの「Android SDK Tools installed with Unity」の Pathを「Copy Path」ボタンをクリックしてコピーします。
エクスプローラーからそのパスのフォルダを開きます。
そこの「platforms」フォルダを見ると。Android-29のフォルダはありません。
これがコピー先になります。
それではコピー元を見にいきます。
Android SDK Managerを開き、「Android SDK Location」をコピーします。
またエクスプローラーからそのパスのフォルダを開きます。
この「platforms」フォルダを見ると。Android-29のフォルダがあります。
このフォルダをまるごとコピーして、先ほどの Unity エディタ側の Android SDK Toolsのインストールフォルダにコピーします。
これでビルドを再度行ってみましょう。すると今回はエラーなくビルドが完了しました。
これで以上となります。
今回の事象は はまる人が多そうですね。このタイミングに私のブログの Target APIが API level 28になった際の記事がかなり読まれているようなので急いで本記事を書きました。
今回の事象は はまる人が多そうですね。このタイミングに私のブログの Target APIが API level 28になった際の記事がかなり読まれているようなので急いで本記事を書きました。
当記事がみなさんのお役にたてれば幸いです。
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無事アプリを更新することができました。
おかげで助かりました!