今回紹介するUnity基礎本は 北村愛実さんの「Unityの教科書 Unity2020完全対応版」です。
私も既に何本もゲームアプリをリリースしてゲームプログラミング教室なんかをやっていますが、もともと私が初心者の際に最初に購入したのが本書。この初期バージョン「Unity5の教科書 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座」です。おかげで Unityに詳しくなることができました。
この本はイラストを多用してほんとうに分かりやすい。おかげで私も初心者の段階ですぐに自分のゲー開発を始められるようになりました。
この本はイラストを多用してほんとうに分かりやすい。おかげで私も初心者の段階ですぐに自分のゲー開発を始められるようになりました。
間違いなく Unity初心者の方々にお薦めの本です!!
そして本書は、現在(執筆時2020年9月)時点で Unity最新版 Unity2020に対応したものです。
Unityはバージョンアップを頻繁に行います。
それは良いことではありますが、この手の基礎学習本はスクリーンショットや機能変更なんかに対応していかなければいけないのでたいへんです。
他にも毎年対応している本もいくつかありますが、全く改変していない本の方が多いです。
他にも毎年対応している本もいくつかありますが、全く改変していない本の方が多いです。
しかし、北村愛実さんのこのシリーズは数多く出ているUnity本の中でも毎年一番で新Unityへの対応が行われています。
【イラスト満載、とても分かりやすい】
北村さんの著書は毎回そうですが 可愛いイラストが満載で、説明も丁寧で、とても分かりやすい。(イラストは北村さん自ら描いているとのこと。)
どんな初心者にとっても同じですが、入門書と言われるもの、言葉だけではなくイラストがとても重要かと思います。
そんな中、彼女の著書は そのイラストの量が他の入門書と比べてダントツかと思います。
私は子供へのプログラム教育の活動も行っていますが、子供がプログラムを自ら学ぶ上でお薦めしている本は彼女の本です。
やはり子供にも分かりやすい彼女の入門書は、大人の方々は スーッと理解できて、完全な初心者からすぐに一歩抜け出すことができます。
また、彼女が Unityの新リリースと共にすぐに対応していてくれていることも お薦めできる理由ですよね。
操作の画面イメージが多くても、旧バージョンと新バージョンの画面が違うと、初心者はよけい混乱してしまいます。
子供の場合、それが分からず 「もうやるのはやめ」なんてことになるのは ほんとにもったいないことかと思います。
【サンプルゲームが充実】
あと、本書はサンプルゲームが多く、そのサンプルゲームも、とても簡単なところから徐々に難しくなっていきます。
このサンプルゲームを順番に作っていくだけで、だいたい Unityの基本をおさえることができます。
(6種類のサンプルゲームが掲載。)
この紹介記事では、以前 私の作ったサンプルゲームの画面を載せております。
ちょっと自分流にアレンジしているところもありますが、こんな感じのゲームです。
【他の北村さんの初心者本もお薦め】
初心者本として北村さんの本をいろいろなところで薦めているのですが、北村さんはあと 以下のような C#の基礎本も書かれています。この本は Unityでなく Visual Studioを使用して Windowsアプリを作るものですが。
Unityでも使っているC#を初心者が理解するのにとても良い本です。
こちらの本も以前紹介記事を書かせていただきました。
また、子供用のプログラミングツールのScratch(スクラッチ)の本も出されています。
北村さんの本はどれも分かりやすく、初心者の方にとても最適です。
他にも北村さんの初心者用技術本が出版されるとうれしいのですが。北村さん、応援しています!
【他のお薦めなUnityの初心者本】
また、他に 初心者にお薦めな基礎本は
これらのUnity基礎本も分かりやすいので、まだ中級な本を読むのは早いなと感じたら、これらの本で他のサンプルを作って知識の補強をしてみてはどうでしょうか。
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