自分の専門である ARとゲーム。それらが組み合わさった ARゲームについてちょくちょく Twitterでレビュー・紹介をしております。

そこでツイートした ARゲームをまた2つまとめた形で紹介します。今回はARisePLANKと言うARゲームです。

ARGame_03

【ARise】
 (Climax Studio)

http://www.climaxstudios.com/portfolio-items/arise/

イギリスのゲーム会社Climax Studio( http://www.climaxstudios.com/ )のARゲームです。この会社はもともと Play Station、Nintendo Switch、XboxのコンソールやPCにも多くゲームを出しているゲーム会社です。

ARカメラのポジションを利用した操作!

この Climax Studio の ARゲーム「ARise」はパズルゲーム。空間上にAR表示されたマップがところどころ途切れています。そこに片割れな模様がありそれらをカメラの位置を変えながら合わせることでパズルが解けることとなります。

このマップを進んでいくキャラクターを直接操作するわけではありませんマップ上のパズルを解き通路を作っていくことによりキャラクターが先に進んで行かれると言う形のパズルゲームとなります。


ARの意味としてはARカメラのポジションの利用にあります。カメラポジションによりパズルが解かれ間接的に操作する方法が使われています。よって後ろに表示されている現実景色の背景は意味のないものとなります。

面白いですね。私も昨年「Gotcha! AR」と言うARゲームを台北ゲームショーに出展しましたが、それが少し近い操作法でした。ARカメラのポジションを追いかけてくるバーチャル上のキャラクタを間接的に操作する鬼ごっこゲームです。





【PLANK!】
 (Kwalee)

https://www.kwalee.com/plank/


Kwaleeと言う会社( http://kwalee.com/ )のARゲームです。こちらもイギリスのゲーム会社で、iOSやAndroid向けのカジュアルゲームを出している会社です。

この「PLANK!」と言うゲーム、ARのカジュアルゲームに分類できます。キャラが塔から塔へ渡るのに使う板の長さをスワイプでうまく調整するだけのゲーム。単純な暇つぶしゲームです。(本作、お試しゲーム広告を出し過ぎですね。毎回出してくる広告、本作のプレイ時間より多くゲーム広告を見る時間が必要です。。。ちょっとこれはやり過ぎだな。)


ARの意味が微妙では…

本ゲームはARと Non ARのモードがあります。そのARモードですが、単純に現実世界に3Dモデルが表示されてカメラの位置によりいろいろな方向からの視点でプレイができるだけ。ARで表示された現実世界の背景には意味はないです。まさに通常のNon ARゲームを ARでも表示できるようにしただけのものです。

通常のゲームもすぐ飽きてしまいましたが、AR版はそれ以上に飽きるのが早いです。

カジュアルゲームと言うのはいつでもどこでも隙間時間にやる人が多いかと思いますが、ARの場合、いつでもどこでもできるわけではないので、単純にAR化するだけだと遊びづらいものになってしまいますね。



またこんな感じでARゲームをどんどんレビュー・紹介していこうと思います。


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