Unityエディタ上でエラーなく実行できて、ビルドもエラーが出なかった。しかし、スマホにインストールして実行してみるとハングしてアプリが終了してしまう。
そんな際に重宝するのが Android Logcatスマホで実行しながら Unityエディタ上でデバックを行うことができます

その使用方法や、Logcatを使用した Android実機でのデバック例を前回紹介しました。


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そして、今回は Android Logcatの機能のより詳細についてを紹介して行きます。


【Android Logcatの機能】

Logcatでただテスト端末のログを表示すると膨大なログが表示されてしまいます。Logcatにはいくつか便利な機能がありますので、それらを紹介して行きます。
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Disconnect
 Android端末との接続が切れ、ログの表示が一時停止されます。

Reconnect
 Android端末と再接続を行い、そのタイミングから再度ログが表示され始めます。

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Clear
 今までのログを全消去されます。
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Priorityフィルタ
 ヘッダーPriorityでクリックすると、表示されるログの Priorityを設定できます。
Priorityメニュー内には Verbose, Debug, Info, Warn, Error, Fatal と言う Priorityのランクがあり、下側に行くほど Priorityが高いと言えます。

例えば以下の様にメニューから Warnを選択した場合。
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Warn以上の Priorityである Warn、Error、Fatal だけが表示されるようになります。(一部のInfo基本情報を除いて。)
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Tagフィルタ
 ヘッダーTagでクリックすると、登録済みのタグでフィルタリングができます。
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ここで、「Unity」をクリックすると Unity関連のタグのみにフィルタリングされます。
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タグコントロール
 ヘッダーTagでクリックしてメニュー内の「Tag Control」をクリックします。
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すると、現在登録されているTagが表示されますので、自分で「Add」ボタンで登録することができます
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Debug.Logでのログ表示
 Unityでのデバック時によく使用するのが Debug.Logですね。Unityエディタ上のConsoleビューにログを表示することができます。ソース内に以下の様に記述するとConsoleビューにログが出力されます。 
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そして、これをLogcatで見ると以下の様に出力されます。
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文字列フィルタ
 Message内のその文字列を含む部分にフィルタリングすることができます。
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スクリーンショット
 テスト中の Android端末側のスクリーンショットを撮ることができます。「Capture Screen」をクリックするだけです。
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キャプチャーされたAndroid端末画面が表示されます。「Save」ボタンで画像を保存することもできます。
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ログのコピー機能
 ログの上で右クリックするとメニュー画面が出ます。そこにある「Copy」でその行のテキストがコピーすることができます
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ログの保存機能
 ログの上で右クリックするとメニュー画面が出ます。そこにある「Select All」で、まず全ての行を選択することができます。そして、「Save Selection」でテキストを保存することができます
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Logcatを使用すると膨大なエラーが取得できるので、Logcatの機能の中心は必要なログを見つけるために如何にフィルタリングをするかと言うところになります。

頻繁に使う機能ではないかもしれませんが、必要な時にとても重宝するので使い方は把握しておくと良いですね。



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