本記事はテキストの内容を掲載しています。テキストのダウンロードは以下より。

目次
第1章. Unityの基本を知って簡単なサンプルゲームを作ってみよう
第1.1章. ゲームプログラミングとUnity
1.1.3. Unityの学習法

【学習の目標管理】

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プログラム学習に限らず、勉強も運動も目標を持って取り組むのは上達にとても効果的です。ここで言う目標とは大きな最終目標と言うことではありません。(大きな目標も重要ですが。)もっと早期に実現可能な言わば小さな目標です。


① 自分のゲームを作り上げてみる

ゲーム開発で言うと、まず最初の目標として前に解説したUnityの学習法にもありましたがテキストのサンプルプログラムをたくさん作ってみる。そして、自分のアイデアの簡単なゲームを作り上げてみると言うのはどうでしょう。

ここでは簡単でも良いのでゲームを作り上げることが重要です。作り上げることによって、自分の理解度や実力も飛躍的に向上しますし、次に進むモチベーションにもつながります。

簡単なゲームを1つ作り上げたら人に遊んでもらい感想をもらい、またもう少し難しく自分のアイデアの詰まったゲームを作りあげてみましょう。



② プログラム大会に参加してみる

では、それができたら次の目標は何にしたら良いでしょうか?例えば数多くある子供向けのプログラミング大会に応募してみると言うのはどうでしょう。実は子供向け(小学生・中学生・高校生向け)のコンテストはいっぱいあります。このようなコンテストでの入賞なんかを目標にするのもやる気が出てきますよね。

参加することにより自分のゲームを客観的な評価を得ることができ、そして同じ目標の友達にも知り合うことができます。

後でいくつかのお薦めのプログラミング大会を紹介しています。ぜひトライをしてみて下さい。


③ より多くの人に遊んでもらおう

上記のプログラミング大会の後でも同時にでも、多くの人に遊んでもらうことを目標にしても良いでしょう。

それにより良い感想だけでなく、悪い感想も受けることもあります。しかし、そんなことを気にする必要はありません。知らない人が自分のゲームを遊んでくれたことだけで嬉しいことです。悪い感想も自分のゲームや技術をレベルアップするのに素晴らしい情報です。ぜひ勇気をもって多くの人に遊んでもらう手段もトライしよう。

多くの人にUnityで作成したゲームを遊んでもらう手段としては「Unity Room」と言うサイトがあります。WebGLのアプリをインストールなしで遊ぶことができるので、多くの人達が簡単にあなたのゲームを遊んでみることができます。詳細は後ほど説明します。

また「Google Play」や「App Store」からリリースすることも多くの人に遊んでもらう手段です。詳細はこちも後ほど解説しますが、Google PlayやApp Storeからリリースすることでより多くの人達に遊んでもらえる可能性ができます。そこからまた多くのフィードバックが得られるでしょう。ぜひこのリリースも目標にしてトライしてみて下さい。

モバイルアプリ用のプラットフォーム以外もPC用ゲームを配布するプラットフォームもいろいろあります。PC用アプリの配布プラットフォームで最も有名なのは「Steam」です。

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