本記事はテキストの内容を掲載しています。テキストのダウンロードは以下より。
【目次】
第1章. Unityの基本を知って簡単なサンプルゲームを作ってみよう
第1.1章. ゲームプログラミングとUnity
1.1.2. Unityとは
【ゲーム作りに必要なもの】
では、ゲームアプリを作ってみましょう。。。だけど、どうやって?
皆さんのよく遊んでいるゲームアプリはきれいなグラフィックのキャラが思い通りに動き周り、すごい迫力のエフェクトやサウンドを発しながら、迫りくる多くの敵をなぎ倒しているかもしれません。
そのようなゲームを作る場合、多くのプログラマやアーティスト、デザイナーが手分けをして作成しています。でもそんな大規模でなくて良いから自分で作ってみたい。。。
それでもゲームを作るにはゲーム企画、ゲーム機能のプログラミング、 3Dモデル・エフェクト・サウンド等アセット(部品)の統合 、アニメーション、光・重力・衝突等の物理演算…といろいろ勉強することがあります。

しかし、これら全部勉強しないとゲームは作れないのでしょうか?そんなことはありません。ゲーム開発用のソフトウェア「ゲームエンジン」があります。これがあれば、基本的に自分でやる部分は面白いゲームの企画とゲーム機能の設定やプログラミングだけとなります。
このテキストでは「Unity」と言うゲームエンジンを使用して、プログラミングの部分に焦点を当ててゲーム作りを体験していきます。
【Unityとは】
このテキストでは 「Unity」と言うゲームエンジンを使いますが、Unityとはどんなものなのでしょう。

Unityとは、ユニティ・テクノロジーと言う会社が開発したゲームの作成ツールのことです。ゲーム作成に必要な グラフィックス、サウンド、数学・物理演算、エフェクト、アニメーション、3DCG… なんかを簡単な設定でゲームに組み込めます。
Unityを使えば、皆さんは どんなゲームを作ろうかと考えるゲーム企画、あと、ゲームの動きをゲームに指示する設定とプログラミングに集中できます。

しかも、Unityだとこんな便利なゲームエンジンが無料で使用できるのです。
無料だとそんなに大したものは作れないのかなと思いますか?いや、そんなことはありません。本格的なゲームが作成できます。人気ゲームのポケモンGOやマリオカートなんかも作られているプロ用でもあります。
また、対象のプラットフォームもとても多く、パソコン、スマホ、タブレットはもちろん、PlayStation、Xbox、Nintendo Switchなんかのゲーム機、今流行りのVR(Virtual Reality)ゲームも作れてしまいます。
【Unityの対象プラットフォーム】
Sponsored Link