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【目次】
第1章. Unityの基本を知って簡単なサンプルゲームを作ってみよう
第1.2章. Unityを使ってみよう
1.2.2. プロジェクトとシーンの作成
ここではUnityでどんなゲームを作るときにも必要となるUnityの基礎概念としてプロジェクトとシーンを紹介します。
【プロジェクトとは】
Unityでゲームを作る際、まずプロジェクト(Project)を作成します。プロジェクトとはゲーム全体、ゲームアプリ自体と言えます。作成するゲームアプリに1つ最初にプロジェクトを作成することになります。
次の章で詳細は説明しますが、UnityエディタのProjectビューにはゲーム全体のプログラムや画像等の各種素材がまとめられています。
【シーンとは】
通常ゲームには最初にタイトルシーンがあり、マップ等を選ぶ選択シーンがあります。そしてゲームが始まるとゲームシーンが現れます。これらをUnityではまさにシーン(Scene)と呼びます。Unityでゲームを作成する際は、このシーン単位に作成を行います。
UnityエディタのSceneビューとHierarchyビューがシーンに該当し、そのシーンで使われるゲームオブジェクトが配置されています。

【プロジェクトとシーンの作成方法】
ここではプロジェクトとシーンの作成方法を説明します。(ゲームを開発する際に毎回最初に行う作業と言えます。)
Unity Hubからプロジェクトは作成します。まず、「New」をクリックします。

プロジェクト名(Project Name)を入力します。ここでは「Test」にしておきます。
そして、プロジェクトの保存場所(Location)を決めます。プロジェクトの保存場所はどこでも構いません。
テンプレート(Templates)は今から作るゲームが「2D」なのか「3D」なのかを選択します。ここでは「2D」にしておきます。最後に「CREATE」をクリック。
プロジェクトが作成されて、Unityエディタが起動しました。

次にシーンを作成してみましょう。
Unityエディタのメニューから「File > Save As...」をクリックします。

「Save Scene」画面が表示されますので、ファイル名を入力し「Save」ボタンをクリック。
(保存場所は「Assets」か「Scenes」フォルダの中に保存します。)
Projectビューに新たなシーンができ、Hierarchyビューにシーン名が表示されています。
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