自分の専門であるARとゲーム。それらが組み合わさった ARゲームについてちょくちょくTwitterでレビュー・紹介をしております。

そこでツイートしたARゲームをまた2つまとめた形で紹介します。今回はOut Here ArcheryCrafter: AR Build Battleと言うARゲームです。

ARGame_05

【Out Here Archery】
 (Out Here Studio)

イギリスのスタジオ(スタジオと言っても作品がこれのみでHPの作りから言っても個人開発な気がします)が開発した ARアーチェリーゲーム。

アーチェリーと言う題材はARにマッチ

ARで現実風景をバックに浮かんでくる風船等の3Dモデルをアーチェリーで射貫くARファーストパースン・シューティングゲーム。
これはARとしての技術もアイデアも単純なゲームですね。

しかしプレイして感じるのは、アーチェリーと言う題材は現実世界の背景が意外とマッチしてます。
無理やりゲームをARにした感はあまりなかったです。
ARゲームにはこう言う感覚を抱かせるのはけっこう重要かと思います。



ARゲームを魅力的にするストーリーも必要

まあしかし、スマホでのARである以上、わざわざスマホをいろんな方向にかざしながらプレイするのはどうしても違和感があるわけで…。
ARグラスを用いて手や手に持つ物をトラッキングしながら現実世界を拡張したプレイができる世界がこれば状況が変わるでしょう。

現状ではこのようなスマホを上空に向け飛んでる物を撃つ系ARゲームはよくあるゲームシステムです。
しかし現在の技術上このようなゲームシステムしかできないなら、ストーリーなんかをしっかりしてゲームとして魅力的なものにすれば良いのかな。
「ARゲームってこんな技術検証的なゲームだけで面白くない」と一般の方(AR関係者以外)に思われないようにしたいものです。



【Crafter: AR Build Battle】
 (Maxime Schwab)

フランスの開発者の作品です。上記は個人名ですね。
彼はARゲームやARアプリをいくつかリリースしています。ジェンガのARゲームやダンスを学ぶアプリなど。
本ゲームが個人で開発かチームで開発かは はっきりしませんが、個人開発ならよくできています。


ARは単なる補助機能

内容はマインクラフトのブロック積み上げの部分に特化したゲーム。お題が出されて、その作品をブロックで作成。それをアップして友達に見てもらえる。

ARでなくてもプレイ可能で、ARは単なる補助機能。ブロックの積み上げの背景を現実世界にするかどうかと言う感じ。(その割にはゲームタイトルはAR感を出し過ぎな気がしますが。)

やってみましたが、ブロックの積み上げをスマホを掲げてARでやるのは疲れるだけ。。。作品によっては できたものを現実世界を背景にすると いい感じに写真を撮れるのは確かですね。

マインクラフトのAR版もサービスを最近終了しましたが、この手のゲームはスマホARには適したものではないと感じます。



また こんな感じでARゲームをどんどんレビュー・紹介していこうと思います。



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