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目次
第1章. Unityの基本を知って簡単なサンプルゲームを作ってみよう
第1.4章. 簡単サンプルゲームで使ったC#

1.4.1. C#プログラムの基本

【C#プログラムを読むうえでの基本】

最初に説明しましたが、プログラムと言うのは細部まで理解することは大人でも難しい場合があります。難しいと思った場合は基本的に先に進んでも良いです。しかし、ここの話は最低限まず最初に理解しておきましょう。
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【C#プログラムの基本中の基本】

  • Unityエディタの中ではC#プログラムをスクリプト(Script)と記していました。スクリプトはプログラムのことと考えて構いません。
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  • プログラムは基本的に上から下に読んでいきます。
  • (後から説明する関数が呼ばれると、呼ばれ先の関数に処理が移動するので、基本は上から下に読みますが、関数を呼び出したらその関数の中の処理を読むことになります。)

  • プログラムは英語のアルファベットで書かれ、C#プログラムは大文字と小文字を別に扱います。
  • (初心者のよくやる間違いで、アルファベットの大文字と小文字を間違えて書いてしまうことがあります。テキストを良く見て確認しましょう。)

  • プログラム内でのコメントアウト(プログラム内に説明を書くため、処理を実行しないで無視する部分。緑色の部分)は、行の初めに「//」と書く。
  • (今回のサンプルでは使ってないですが、「/*」と「*/」で囲んでもコメントアウトができます。)
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  • データとしてテキストを使用する場合、「"」で囲む。
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  • 日本語はプログラム内では使えません。テキストデータとコメントアウトしている部分は使用可能です。

  • C#プログラムは括弧がとても重要です。特に処理や機能のかたまりをまとめる波括弧「{ }」がサンプルプログラムにもたくさん出てきました。また丸括弧「( )」もいくつか出てきました。これは後ほど解説する関数に引き渡す変数を指定するのに使用します。
  • (初心者のよくやる間違いで、括弧の数が合わないと言うことがあります。閉じ括弧が足りない等です。括弧の数が合うようにテキストをよく見て確認しましょう。)
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  • 1つの処理の最後は「;」で終えます。処理を改行して2行にして、2行目に「;」が出てきても構いません。
  • (初心者のよくやる間違いで、「;」の書き忘れがあります。絶対必要な記号です。テキストをよく見て確認しましょう。)

  • プログラムは基本的に変数と関数と制御文でできてます。まず変数と関数は基本的な使い方を理解しましょう。制御文はいくつもあるので順番に覚えていきましょう。
  • (すでに変数と関数は何度も使っています。いくつかの制御文も既に使いました。これらは後ほど解説します。)

  • スペースや改行は基本的にプログラム処理としては無視されます。プログラムが読みやすいように自由に使うことができます。
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