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目次
第1章. Unityの基本を知って簡単なサンプルゲームを作ってみよう
第1.4章. 簡単サンプルゲームで使ったC#
1.4.1. C#プログラムの基本

【変数とは】
プログラムの中で数字や文字を使ってコンピューターやスマートフォンに指示をすることがあります。その場合、「変数」と言うものがよく使われます。
中学生の数学でXやYを使った数式を解くと思いますが。それと同じようなものです。
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変数とは数字や文字をしまっておく箱のようなものとも言えます。プログラム内の後で使う数字や文字を入れておく箱です。


変数を使う場合、どのようなものを入れる箱なのかを最初に宣言する必要があります(型名)。

整数をいれるのか、少数をいれるのか、文字を入れるのか。また、その変数の名前も宣言します(変数名)。


プログラム内での変数の宣言と、変数への代入は以下のように行います。

Unity_Text01

また、C#では、この型名としていろいろな型を指定できます。以下にいくつかのものを挙げておきます。変数の型はこれ以外にもたくさんあります。

覚えるのが大変ですね。しかし、大丈夫。よく使うのは int, float, bool, string くらいです。これでだいたいのプログラムは書けてしまいます。

【変数の型の種類】

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【変数を使ってみよう】

では、実際に変数を使ったプログラムを見てみましょう。自分で試せる人は
UnityでこのC#プログラムを作成してみましょう。

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では、ゲーム実行ボタンを押し、ゲームを実行してみましょう。
Consoleビューに以下の様に変数内の数字や文字が表示されました。
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次に、もう少しC#プログラム内の変数をいじってみましょう。Unity_Text_Blog_082


これを実行する前に一度出力結果を自分で予想してみましょう。

では、ゲーム実行ボタンを押し、ゲームを実行してみましょう。予想通りでしたか?
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