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目次
第1章. Unityの基本を知って簡単なサンプルゲームを作ってみよう
第1.4章. 簡単サンプルゲームで使ったC#

1.4.2. Start関数とUpdate関数

【Start関数とUpdate関数とは】
既にUnityの標準関数の例として紹介しましたが、Unityでプログラムを新規に作る際に自動で作られるC#プログラムの中にある関数。
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常に以下のStart関数とUpdate関数が作られます。

  • void Start ( ) {    }
  • void Update ( ) {    }

「Start関数」には、プログラムが実行された際、最初に一度だけ実行される処理が書かれます。
(プログラムが関連付けられているゲームオブジェクトがシーン上で出現したタイミング。)

「Update関数」には、プログラムが実行された後、毎フレーム実行される処理が書かれます。
(プログラムが関連付けられているゲームオブジェクトがシーン上で出現している間の毎フレーム。)

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(自動で作られたStart関数とUpdate関数が必要のない場合は、削除しても問題ありません。)

【フレームとFPSとは】

今Update関数の説明にあった「フレーム」。これを聞いたことがありますか?
このフレームとはゲーム上に表示される1コマの絵です。皆さんが遊んでいるゲームアプリとは、実際は映画やアニメと同じように1コマ1コマの絵のパラパラ漫画方式で表示されています。この1コマの絵の表示をフレームと呼びます。

1秒間に表示されるフレーム数は「FPS」(Frame Per Second)で表します。
通常映画では24FPS(1秒間に24フレーム表示)とされ、ゲームではだいたい最低60FPS(1秒間に60フレーム表示)あればキャラクターがかくかく動かないで、スムーズに動いているように見えます。
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実際のゲームでは、スマートフォンやネットワークなどの性能や、ゲームの負荷により速くなったり遅くなったりします。
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