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目次
第1章. Unityの基本を知って簡単なサンプルゲームを作ってみよう
第1.4章. 簡単サンプルゲームで使ったC#
1.4.3. 制御文:If 文

【「if-else」と「else if」制御文について】

① if-else制御文

次に、if文の応用として、if-else制御文を使ってみましょう。
例えば「もし(if)あなたが左ぼたんを押したら、キャラクターを左に1歩移動させる。そうでなければ(else)真っ直ぐ前進する。」そんな指示も必要となります。
UnityテキストBook_01_03_T
では、その書き方を見てみましょう。
Unity_Text_Blog_101

これは、条件式に示した条件を満たした場合(条件が真の場合)には、処理Aを実行します。
条件式を満たさなかった場合(条件が偽の場合)には、処理Bを実行します。

(よって、必ずどちらかの処理が実行されることになります。)
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② else if制御文

また、if文とelse文を組み合わせたelse if制御文と言うパターンもあります。
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これは、条件式Aを満たした場合には処理Aを実行します。
条件式Aを満たさなかった場合で条件式Bを満たした場合には処理Bを実行します。
条件式A、条件式Bも満たさなかった場合には処理Cを実行します。
 
(これも必ずどれかの処理が実行されることになります。)

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では、また実際にelse if文を使ったプログラムを見てみましょう。
Unity_Text_Blog_106

実行結果を見る前にまず結果を予測してみましょう。
(「Debug.Log( );」とは ( )内のテキストをConsoleビューに表示させるための命令です。)

結果を予測できましたか? では、実行ボタンを押し、ゲームを実行してみましょう。Consoleビューに結果が表示されました。予測した通りになりましたか?
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プログラム内の変数Numの初期値を0又は2にするとどうなるかも考えてみよう。
ゲーム実行すると、Consoleビューにそれぞれ以下の結果が表示されました。
Unity_Text_Blog_108



【次ページ】: 第2章 の 予 告




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