かなり昔に観たシンガポール映画を紹介します。「Chicken Rice War」。
名前から言ってコメディ感がすごく出ていますが、ロマンティックコメディに入ります。
ロミオとジュリエットのシンガポール バージョンと言う映画になります。
(Trailer: https://www.youtube.com/watch?v=eS0c0JIs7L4)

シンガポール名物のチキンライスは日本の方々もご存知だと思いま
す。
主人公の男女2人のそれぞれの親は、あるホーカーの一角で隣り合うチキンライスショップを経営し敵対関係にあります。
そして、主人公達は同じ学校に通って、演劇をやっています。

May Yee Lum 演じる女の子は学校では人気のあるきれいな女の子。
Pierre Png 演じる主人公は当然彼女のことが大好きです。
親が敵同士である二人、ロミオとジュリエットのように許されない愛、と言うか主人公の男の子の一方的な片思い。
さて、彼らの恋の行方は。。。と言うようなシンガポールらしいコメディ映画です。

主演の2人、Pierre PngとMay Yee Lumは他の映画にも出ているようですが私は観たことがないです。
今回が初めてです。
特に、May Yee Lumのお高くとまったいやな感じの美人役はとても合っていた気がします。
きっと私は声がかけられません。。。。。

チキンライス店の映画でもあるので、チキンライスを下ごしらえしているシーンなんかはすごくうまそう。
やさしく艶めかしくチキン達(既に蒸し終わっているチキン)をもんでスープにつけて仕上げていきます。
こんな風に作られてるんだとか、あまり見る機会のないものを知ることができるのもローカル映画の良いところですよね。

<で、ここからネタバレも含みます。>
(この映画を日本で観る機会はないでしょうから良いでしょう。)

二人がやっている演劇はもちろんロミオとジュリエット。そして、もちろんその彼女がジュリエット役。
最初は彼女のかっこいいほんとうの彼氏がロミオ役をやっていましたが、主人公はロミオ役をやりたくて立候補。
彼女にはかっこ良くないやつにロミオが務まるわけがないくらいなことを言われますが、主人公は必死で練習。
そしてとうとう、ロミオ役をゲットします。
彼の必死さ真剣さと、キスシーンの公開練習中にほんとの彼氏が主人公を殴ってしまうような事件もあり、彼女の気持ちはとうとう主人公の方に。

すると最後に問題になるのが、本番の際には敵対関係の両親達が来てしまう。
やはり本番の最中に敵対関係の両親たちは大喧嘩。。。

そこで、主人公は戦いを止めて訴えます。誰もそんなばかげた戦争に関心はないんだ。俺たちはこの一夜のために半年練習してきた。俺たちみんなが今夜はスターであって、争っているあなたたちではない。このばかげた戦いがメンバみんなの重要なものを壊してしまった。あなた達はいつも通り喧嘩ができてハッピーだろうが、俺たちは夢が壊されてとても怒っていると。
これで、考え直した両親達の戦争も終結し、主人公たちも恋人通しになり めでたしめでたし。

予想通りのシンガポール風ロマンティックコメディと言う感じですね。
単純に面白かったです。