TextMeshPro を使っていますか? uGUI でも十分使えるので、uGUIですましている方も多いのではないでしょうか。
確かに uGUIに比べたら TextMeshProは少し面倒くさい感はありますが、とてもパワフルなテキスト表現ができます。
今回はこの TextMeshPro の基本を解説していきます。
【TextMeshProとは】
よく使用されている Unity標準のUIテキストは uGUI と言われるものです。
Hirarchyビュー上で作成する場合、「UI > Text」でUIテキストが作成できます。
しかし、その「Text」の下に「Text - TextMeshPro」と言うものがあります。これが TextMeshPro です。
元々は、Unityには uGUIのみが標準として備わっており、TextMeshProはアセットとして別に提供されていました。それが、Unityに統合され、現在は標準の機能の1つとなっています。
TextMeshProは uGUIに比べると多くの機能を備えており、非常にきれいで、表現豊かなテキストです。ですので、uGUIの代替として実質デフォルトになっています。
しかし、逆にとても機能が多いため設定項目も多く、初心者には複雑に見えるかもしれません。
そのため、Unity基礎本では通常はシンプルな uGUIが多く使われています。
そのため、Unity基礎本では通常はシンプルな uGUIが多く使われています。
シンプルなテキストを作るのには uGUIで問題ありませんので。
【TextMeshProとuGUIとの比較】
uGUIとTextMeshProの比較をいくつか行ってみます。
① 設定項目が大幅に多くなった
uGUI:
TextMeshPro:
② 文字を拡大してもとてもきれい
uGUIのテキストを拡大するとぼやけますが、TextMeshProはクリアです。
(Font Size:50、Scale:5 の例)
③ 文字装飾の機能がとても豊富
TextMeshProの文字の装飾機能はかなり充実しています。よく使う物なら Font Styleや Alignment。
Color Gradientはとても簡単にインパクトのある文字が作れます。
④ フォントはフォントアセットを使用
uGUIのテキストはフォントを指定します。
が、TextMeshProではフォントアセットを指定します。
(後ほど詳細は解説)
⑤ Outline等はMaterialで設定
Outlineや影等の設定は、uGUIの際は Add Componentでコンポーネントとして追加しました。
TextMeshProだと Materialとして取り扱います。
(後ほど詳細は解説)
次回は、実際にTextMeshProの使用法を解説します。
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