TextMeshPro を使っていますか? uGUI でも十分使えるので、uGUIですましている方も多いのではないでしょうか。
確かに uGUIに比べたら TextMeshProは少し面倒くさい感はありますが、とてもパワフルなテキスト表現ができます。
前回からこの TextMeshProを解説しています。今回は、TextMeshProの使用法を解説します。
【TextMeshProの使用法】
TextMeshProの実際の使用法です。
現在の Unityのバージョンでは TextMeshProは標準で導入されていますが、以前はアセットとして提供であったので、もし古い Unityのバージョンを使用している場合は、Package Managerからインポートしましょう。
TextMeshProの使用法は通常の UIテキストを作成するのと同じです。
新規オブジェクト作成から「UI > Text - TextMeshPro」で TextMeshProのテキストをシーン上に追加できます。
そのプロジェクトで初めて TextMeshProを作成する場合、以下のウィンドウが表示されます。これはTextMeshProで使える Fontやシェーダーなどの基本セットをインポートします と言う作業です。
「Import TMP Essentials」をクリックしてインポートしましょう。
Projectビュー上の Assets配下に以下のフォルダが追加されます。
TMP Essentialsをインポート後に、次は以下のウィンドウが表示されます。これは TextMeshProの使用例や追加の Fontや Material、Texture等のインポートです。こちらのインポートが必要であれば「Import TMP Examples & Extras」をクリック。
以下のフォルダが「TextMeshPro」のフォルダは以下に追加されます。
【テキストの表現設定】
TextMeshProのテキスト表現で uGUIより追加機能があり、よく使いそうなものを紹介します。
【Font Style】
Font Styleの種類が増えています。7種類です。
それらをテキストに順番に適用すると以下のようになります。
【Color Gradient】
これがすごく使えますね。インパクトある文字の表現ができます。
以下のようなグラデーションの Color Modeが選択することができます。
Color Modeを選択して、それぞれのモードに適した色を選択することができます。
この4種類の Color Modeを、順番に適用したテキストが以下となります。
【Alignment】
Alignmentの種類も増えています。ここではそのいくつかを紹介します。
例として、以下の様なテキストに対して各種Alignmentを適用してみました。
その適用結果は以下のようになります。
【テキストのタグ設定】
TextMeshProはテキストを入力する項目にタグを使用して、文字単位に表現を変えることもできます。
HTMLのようなタグを直接文字入力部分に組み込むことができるのです。
例えば、1つのテキストに対して、以下の様に文字入力が行われた場合。
このような表示が行えます。1つのテキストに対して、いろいろな表現をミックスすることができます。
次回は、マテリアルの設定法とフォントの変更法を解説します。
Sponsored Link