DOTween は Unity上で、とても簡単にパワフルなアニメーション表現が実現できるアセットです。その設定法は奥深いですが、ここではその基本部分だけを解説してみます。
前回「DOTweenとは」について解説しました。今回は、DOTweenの使用法を解説します。
【DOTweenの使い方】
① DOTweenをインポート
まず、DOTweenをアセットストアからインポートします。
以下のURLにあります。
https://assetstore.unity.com/packages/tools/animation/dotween-hotween-v2-27676
https://assetstore.unity.com/packages/tools/animation/dotween-hotween-v2-27676
「Add to My Assets」をクリック。
DOTweenのインポートが終わると、このウィンドウが出てセットアップが必要ですと言ってきます。「Open DOTween Utility Panel」をクリック。
「Setup DoTween」をクリック。
とりあえず初期設定のまま「Apply」でかまいません。
Assets > Pluginsフォルダ配下に、DOTweenに必要なファイルがインポートされています。
② スクリプトに記述(namespace)
スクリプトの最初に以下の usingの指定を行います。
using DG.Tweening;
③ スクリプトに記述(移動アニメーション)
簡単なアニメーションとして、ゲームオブジェクトの transformに対して移動させるアニメーションを考えてみます。
using System.Collections; using System.Collections.Generic; using UnityEngine; using DG.Tweening; public class Test_DOTween : MonoBehaviour { void Start() { transform.DOMove(new Vector3(8f, 0, 0), 1f); } }
この関数の詳細は以下の様になります。
transform.DOMove (移動座標, 移動時間);
【簡単なDOTweenの関数】
では、使い方が分かったので、いくつか基本的な関数を見て行きましょう。
全ての関数を確認したい場合は、以下の公式サイトをご覧ください。
http://dotween.demigiant.com/documentation.php
【transformコンポーネントの例】
DOMove:
Transformの Positionを指定して移動。
【SpriteRendererコンポーネントの例】
DOColor:
SpriteRenderの Colorを指定して色を変える。
SpriteRenderの Colorのアルファ値を指定してフェードアウトする。
DOColor:
次回は、よりパワフルなDOTweenの使用法を解説します。
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