もう開催されてから けっこう日数がたってしまいましたが、Unite Austin 2017 が10月3日から5日にかけて、米国 テキサス州 Austinで行われました。
その Keynote が公開されております。

今回はその Keynote の内容をご紹介いたします。
まず今回 MCを務める Unity CMO の Clive Downie が、オープニングスピーチを行いました。
そこでは、Unity で作成されたゲームのダウンロード数や何%のゲームが Unityで作成された等いくつかの数字の紹介と共に、お決まりの Unity の理念なんかの説明が行われました。

そして、どの Uniteでも Keynote で新技術を紹介してくれる、Lucas Meyer にバトンタッチ。
今回は Neonと言う全てAsset Store にあるオブジェクトで作成されたプロジェクトを紹介。
このプロジェクトは Timelineを使用したアニメーションで、ライトや色合い霧などもとてもリアルに作られています。
このプロジェクトを通して、映画の見た目がゲームにまでやってきたと言うことが言いたかったようです。

そして、Adam Miele が話を引き継ぎ、Timelineのより詳細な説明を行いました。
また彼が Autodesk社とUnityとの協業に関して発表。
Autodesk Mayaや Autodesk 3ds Maxからのデータの取り込みがスムーズになるようです。
実際に彼が Mayaとのデータ連携デモを披露してましたが、確かにスムーズ。。。
しかし、通常Autodesk製品などは使わない自己開発者にとって、へーと言う話でした。

そして、Rustum Scammell は今年リリースされた・リリース予定の Unity 2D の新機能を紹介。
TileMap , Sprite Atlas, Sprite mask component, Sorting groups, Cinemachine for 2D。
特にUnity 2017.2で提供されるTileMapが目を引く機能で、簡単に絵を描く感覚で 2Dのマップができてしまう機能です。
実際に彼がデモをしてましたが、ほんとにイラストツールで絵を描く感覚でマップができてしまう。
これは面白いですね。

VR, ARに関しては、Sarah Stumboと Brad Weiers が説明。
Unity は多くの VR,AR プラットフォームに対応したと。
会場では Asset Storeで見つけたと言うドローンを使ってARのデモを実施。
ARで目の前に飛ぶドローンを操ると言うもの。
標準で Unity に AR機能があることにより、Unity Developer は既にAR Developerでもある と訴えかけていました。

そして次は、Isabel Riva とアカデミー賞にノミネートされた映画監督 Neill Blemkamp 監督とのトークショー。
その際、Unityで作成されたショートフィルムの「ADAM: The Mirror」が初上映されました。
これは以前上映された「ADAM」の最後のシーンからの続きとなります。
これを製作したのが Neill Blemkamp 監督と彼が率いる OATS Studios のチームです。
彼が今回の作品をどのような技術を使用して制作したかを語ってくれています。
もちろん Unity 新機能 Timelineを使用しています。
(私見)Unity のフォトリアリスティックの技術を見せるためのフィルムなので仕方ないですが、私はもっと以前「マーザ・アニメーションプラネット株式会社」が作成した「THE GIFT」のような ストーリーが分かりやすい映像が見たかったな。

最後のスピーカとしてCTOである Joachim Ante が Nordeus 作成のデモを紹介し、将来のパフォーマンス向上の取り組みを説明しました。
その場でオブジェクトを10万個までコピーして、そのゲームの華やかなバトルシーンを披露。
会場から多くの拍手がわいていました。
これは、新しい C# Job System と C# Compiler を使ったものだそうです。
彼曰くNew C# Job System をUnity 2018.1 でリリース予定。
更に、順次 New Component SystemとNew Compiler Technology もリリースしていくとのことです。

そして最後に、Unity Awards を発表があり、Unite Austin 2017のKeynote の幕が下りました。

もうすぐ、Unite Singapore 2017 があります。
そちらは地元になりますので実際に参加して、レポートできればと思っています。
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