既に一カ月以上前の話になってしまいますが、1月27,28日の週末、シンガポールで GGJ (Global Game Jam)と言うイベントに参加してきました。
前々回、私の参加した Facebook APAC の HQ会場の紹介、前回はチームの紹介をしました。

GGJ in Singapore 参加レポート Part1
GGJ in Singapore 参加レポート Part2

今回は、当日の開発作業に関してレポートします。
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(私の開発中のPCと無料朝ごはん。)
前回、私たちのチームが4人のチームで、1人がゲームデザイナー、私を含め2人がプログラマー、もう1人がプログラマー兼プロジェクトマネージャーと言う組み合わせだと紹介しました。
まず最初に行うことがどんなゲームを作るかのアイデア出しです。

我々は、最初に今回のGGJのお題「TRANSMISSION」に関して、10分ほど個人で案を考えてみて、それを4人でもちよりディスカッションをすることにしました。
しかし、やはりゲームデザイナー担当の人のアイデア出しは早いですね。ものの10分で4,5個のイメージ図を描き上げました。
結局、ゲームデザイナーの考えたアイデアの中から、プログラマーがその中から技術的な意見を言い合い、2日で完成させられる完成品のイメージを固めていきました。

今回我々のチームは、「TRANSMISSION」から電波の中継をイメージ。
太陽系規模の電波中継、地球の周りの電波中継など宇宙規模の案も考えましたが、最終的に家庭内の Wifiの中継をゲーム化しようと言う方向にしました。

具体的には家の中を上側から見た画面上には最初に Wifiルーターと、あと Wifiを届けたい機器が家の中のいくつかのポイントに置いてあります。
当然、最初は Wifiルーターから電波は届きません。
そこで、Wifiの中継器を置いて電波が届くようにします。

ゲーム性としては、中継器にはいくつか種類があり性能が違い、価格も違います。
そこで、かかった価格と、全てをつなげるのにかかった時間をポイント制にして点数を出し、高得点を狙うと言うゲームになります。

まず、第1ステージのマップをゲームデザイナーが、Autodesk社の 3ds Maxを使い作成。
いろいろな出来合いの部品を集めて、良い感じなものを短時間で作ってくれました。
プログラマー側は私が、Wifiの中継を判別するロジックを担当。
もう1人の私の知り合いの日本人プログラマーは Wifi機器を画面上に置くロジックと、点数のカウントロジックを担当。
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(ドリンクも飲み放題!)

私の部分だけもう少し詳しく書いてみましょう。
まず渡された家の3Dモデル、もうこちらでは1つとなってしまった家のモデルを分解できない状態でした。
Wifiの電波を Raycastを使ってオブジェクトの当たり判定をしようと考えたので、壁や家具に Colliderを配置したいわけです。
しかし、既に家のモデルには手を加えられないので、家のモデルにかぶして、透明のオブジェクトを配置し、そこに当たり判定をさせたいサイズの Colliderを配置。

そして、中継器の座標はゲームシステム側は分かっているので、そこへ Wifiルータのある起点部分から Rayを放ちます。
うまく Rayが中継器まで届いたら、そこから、次の中継器か最後のゴール地点に向かって Rayを放ちます。
ゴールにたどり着けば、そのゴールには電波が届いたことに。
次の中継器に電波が届けば、次の中継器から同じロジックが走ります。

そんな感じのロジックと、電波が届いた際の Rayの経路を表示するロジックを書いて私の担当は何とか終了。

もう1人のプログラマーも何とか2日以内に仕上げ、最終的に完成をいたしました。
その完成品が以下となります。
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また少し長くなってしまいました。
もう少し紹介するネタがあります。次回、当日の開発後のイベント内容を紹介しようかと思います。